**2−1.藩国に参加して国民になろう
2-1-1.国民登録
 手っ取り早く藩国に参加する方法はどこかの藩国にいって国民登録をすることです。それだけであとは他の国民が教えてくれるでしょう。
 (準でない)藩国にはかならず国民募集の掲示板があります。ここで国民になりたいと言って藩王から承認され、国民登録がされれば国民になることが出来ます。

2-1-2.複数国への国民登録  国民登録する国の数に制限はありませんので、複数国に国民登録をしてもかまいません。
 ただし受け入れる国の側にはさまざまな維持コストがかかりますので、相手に嫌がられる可能性はあります。複数国へ登録する場合はその旨を相手に確認するようにしてください。

2-1-3.国民名
 アイドレスにおいてはプレイヤーのフィクションノートは「国民名」と「国民番号」で管理されます。国民名はさまざまなイベントの参加記録として管理されるものですから、勝手に改名・省略することはできません。
 たとえば国民名を「田中一郎」としたのであれば、イベントへのエントリーなど公式なイベント参加や投稿などについては「田中一郎」または「田中一郎@国名」の形式でおこない、「田中」「たなかいちろう」などでおこなった場合はペナルティの対象となります。

2-1-4.アイドレス持ち出しの禁止
 複数国に登録している場合、1つの国で着用したアイドレスを別の国に持ち出して、そこで使用することはできません。

2-1-5.イベントへの重複参加の禁止
 複数国に登録していても、身体は1つですから、戦闘やイベントに参加できる機会は常に1度きりです。Aというイベントに、B国とC国から別々に同時参加することはできません。

2-1-6.複数国登録した国民の死亡
 1人のフィクションノートが複数国に国民を登録している場合、それぞれの国民は根源力計算や獲得アイドレスにおいて別人として扱われますが、1人が死亡した場合、他の国の国民もまとめて全部死ぬ扱いになります。

2-1-7.ミスと罰則
 第7ターン法官裁定における、国民名と登録に関するミスと罰則の主なものは以下の通りです。

-02-04:着用アイドレスの藩国ページ記載ミス:-6億





**2−2.藩国を作ろう
2-2-1.建国
 手間がかかり、定員があって敷居はかなり高いものですが他人の指図で動きたくない人、より積極的に参加したい人、より多い行動選択肢がほしい人はこちらをお勧めします。

2-2-2.藩王の権利と義務
 ただし、藩国をつくり藩王になるとこのゲームでは絶大な権力と自由度が与えられるかわりにさまざまで厳しい義務が課せられます。これらの義務を果たせない場合、もしくはルール上の不正があった場合は藩国の承認を取り消され、後述する準藩国になります。

2-2-3.ウェブサイトと藩国
 藩国とは現実においてはウェブサイト(HPだけでなく、ブログ、wikiのページでもかまいません)になっています。
 藩国を作るとは藩国の仕様にあわせてウェブサイトを作り、アイドレス事務局(ゲーム上では尚書省)の承認を得ることをいいます。藩国の仕様については後述の「○藩国の基本書式」をご覧ください。





**2−3.藩国の登録と承認
2-3-1.藩王と建国
 藩国を作成し、管理する人を藩王といい、アイドレス事務局(尚書省)に届け出を出すことで準藩国と準藩王の称号を得ます。
 この後で所定の審査を受け、仕様を満たしているとアイドレス事務局から承認とテンダイスブログでの発布を受けることで正式にゲームの参加国になります。

2-3-2.藩王死亡による藩国の滅亡
 藩王が死亡またはリタイアした場合、藩国は滅亡します。藩王の変更や承継は認められません。

2-3-3.破算による藩国の滅亡
 藩国の財産(お金、資源、食料、燃料、娯楽)のいずれかが0以下になると国家が破綻=ゲームオーバーになります。また藩国間でお金の貸し借りをすることは禁じられています。

2-3-4.滅亡した藩国の国民の扱い
 藩国が滅亡した時点で、その藩国以外の国民でなく、また天戸も持たないフィクションノートはアイドレス世界より消滅します。
 再エントリーする場合、それまでに獲得したものはすべて失っての新規作成となります。





**2−4.準藩国
 準藩国とは藩国の条件を満たしていない藩国を言います。
 準藩国は申請する必要はありません。代わりに出兵、イベント参加することも出来ません。
 準藩国はターン開始時に藩国に昇格するためのチェックを受けることが出来ます。申し出はテンダイスブログの尚書省藩国申込所から行ってください。





**2−5.国民の基本書式
 藩王を含む、このゲームに参加する全てのプレイヤーの総称を国民といい、逆説的には国民になることでプレイヤーとして参加できるようになります。
 国民は以下の基本書式に沿って登録されています。

★国民の書式
-国民番号(最初の2桁で現在の藩国を示し、後ろの5桁で共通連番を示します)
-国民名(20文字まで(半角OK))
-族称 (天戸はアイドレス事務局が、地戸は藩王が決めます)
-所属藩 所属する藩国を示します。
-魂の故郷 その国民の魂の故郷です。実際の出身地である必要はありません。
-根源力 その国民の実力を数値で示した物です。あまりあてにはなりませんが、事務上ではかなり使われます。
-オーマネーム 天戸にはオーマネームが与えられます。国民がオーマネームをもつ場合、これを書きます。

 族称が藩王、華族、士族、星見司、天戸吏族、法官、護民官、参謀、天戸技族、天戸文族の場合はアイドレス事務局が管理をする「天戸」であり、それ以外の族称が地戸吏族、技族、文族、大族の「地戸」について登録と管理は藩国が行います。





**2−6.藩国の基本書式
 藩国は以下の条件を完全に満たしているウェブサイト(ブログ、wikiでも構いません)を公開し、アイドレス事務局(尚書省)に届けを出して承認を受けている場合に限って正式な藩国となり、これらの条件を満たしている間に限ってその管理者と協力者は天戸を与えられます。

-藩国名
-わんわん帝國/もしくはにゃんにゃん共和国の国旗
-藩王名
-藩王の似姿
-藩王と王犬/王猫のプロフィール
-国民総数
-国民一覧 PL名 国民名 国民番号 根源力 着用アイドレス
-イグドラシル
-登録された地戸のデータ一覧
-収入(お金、資源、食料、燃料、娯楽)
-生産力
-保有している(お金、資源、食料、燃料、娯楽)
-保有している犬士/猫士
-生産し保有しているアイドレス
-(イグドラシルを満たして)登録されたアイドレスのイラスト、名前、説明
-BBS(国民募集所。ブログのコメント欄でも構いません)
-BBS2(作戦会議、告知などにお使いください)
-藩国の地図
-リンク(CWTG、テンダイスブログの他、地続きの国とは必ずリンクを張らなければなりません)

以下は承認を受けた後に明示しなければなりません。
-逗留している有名人
-藩王の爵位(叙勲により変化)





**2−7.藩国の所属
 藩王の魂の故郷が富山県、愛知県、岐阜県(これら3県を含む)より西の場合、わんわん帝國、それらより東の場合、にゃんにゃん共和国に所属します。
 全ての地戸、天戸もこのルールに従いますので、実質、同じ藩国に所属するためには魂の故郷が東日本か西日本かで統一されている必要があります。





**2−8.藩国の地勢
 藩王の魂の故郷が同じ、もしくは隣接都道府県の場合、それらは隣国してリンクされていなければなりません。





**2−9.逗留している有名人
 藩国には大祭期間中、無名世界観の有名人物が逗留します。誰が来るかはイグドラシルやイベントで決まります。詳細については「ACEユニットについて」を参照してください。





**2−10.宮廷序列と天戸
2-10-1.天戸
 フィクションノートである各国民には、出仕する(アイドレス全体を動かす事務業務にかかわる)ことで天領(尚書省が持つ藩国のこと)の住民となることができます。そして出仕の間、天領からも族称「天戸」を与えられます。

2-10-2.天戸の種類
 今までの功績が認められる、厳しい審査に通過する等によって、天戸の族称を得ることが出来ます。藩王、華族、士族、星見司、天戸吏族、法官、護民官、参謀、天戸技族、天戸文族はこれらを公称して天戸といいます。その役割・権限は以下の通りです。

-藩王(はんおう)  藩国を維持管理する。
-華族(かぞく)  摂政、執政位を与えることを藩王が申し出た、藩王に準じる権利を持った者。各国2名まで。
-士族(しぞく)  根源力5万以上の藩国民。オーマネームを持つ可能性あり。
-星見司(ほしみつかさ)  世界の謎を追うハンターであり、物語を読み解く。
-天戸吏族(てんこりぞく) 尚書省に出仕し、記録、分類、チェックなどを行う。
-法官(ほうかん)  アイドレス世界の法を管理し裁定をおこなう。
-護民官(ごみんかん)  法官による量刑が厳しすぎるケース、吏族の横柄などから国民を守る。
-参謀(さんぼう)  参謀団に出仕して作戦立案をおこなう。
-天戸技族(てんこぎぞく) 絵を描くことで貢献する。
-天戸文族(てんこもんぞく) 文章を書くことで貢献する

2-10-3.天戸による保全
 (藩王の死亡等の理由で)母国が滅んだ場合、通常国民は他国への移籍・亡命もできず、そのまま消滅してしまいますが、天戸を持っていれば天領の住民ですから、その立場は保全され、天領での活動が保証されます。

2-10-4.尚書とその権利
 大臣のことです。
 吏族として出仕した者の中から、財務尚書、工部尚書、紋章尚書が選ばれ、その他の吏族を指揮します。各尚書は指揮に従わない吏族を罷免し、それを派遣した藩国ごとつぶす権限をもちます。また法官からは法官長、護民官からは護民官長、参謀からは参謀長が選ばれ、同様の権限を持ちます。
 一方、一般の吏族・法官・護民官等は、尚書の指揮がまずすぎる場合、あるいは不正を行っていた場合、罷免が行われてこれに抗告する場合、これを宰相に申告する権利を持ちます。

2-10-5.出仕の義務
 各藩国は求められる数の国民を出仕させねばなりません。出仕できる資格者がいない場合は、資格を持って出仕しているプレイヤーを国に招くか、新たに得るかしてください。

2-10-6.士族の申請
 根源力が5万を超えた国民は藩王または藩王代理である摂政が申請することで士族の資格を得ることができます。
 また申請後に職業4アイドレス獲得などで根源力が5万を切った場合でも、いったん獲得した士族資格は消滅しません。
 ただし藩王もしくは摂政はそちらの資格が優先されるため、士族として登録することはできません。同じように、士族も藩王及び摂政以外の資格に優先しますので、同様の扱いとなります。

2-10-7.出仕の条件
 出仕して天戸「星見司、天戸吏族、法官、護民官、参謀」として登録できるのは、有資格者でかつ該当する職業4アイドレス所有者のみです。

2-10-8.


2-10-.ミスと罰則
 第7ターン法官裁定における、出仕に関するミスと罰則の主なものは以下の通りです。

-01-04:職業4未着用での出仕:−8億





**2−11.地戸について
2-11-1.地戸の役割
 フィクションノートである各国民にはそれぞれの国から族称「地戸」のいずれが与えられます。地戸にはそれぞれ役割があり、国内の行事では誰が何をするのも自由ですが、対外的な公式行事や公共事業等においては地戸または天戸の役割を逸脱することはできません。
 たとえばイラストを描くことが要求される公共事業には、天戸技族か地戸技族のフィクションノートでなければ参加することはできません。

2-11-2.地戸の種類
 地戸吏族、技族、文族、大族の4つの族称を地戸と公称します。

-地戸吏族(ちこりぞく)  尚書省に出仕し、記録、分類、チェックなどを行う。
-技族(ぎぞく)  絵を描くことで今まで貢献し、あるいは今後同様の手段で貢献する。
-文族(もんぞく)  文章を書くことで今まで貢献し、あるいは今後同様の手段で貢献する。
-大族(だいぞく)  上記以外の国民。

2-11-3.地戸の変更
 地戸の管理は藩王の権限なので、絵を描きたいとき、文を書きたいときなど随時変更して適当な族称を与えることができます。





**2−12.他の藩国について
2-12-1.他藩国との距離
 他の藩国とはリンクゲートを経由して接続しています。リンクゲートを伝って別の場所へ行くのは、障害がなければ長距離移動(AR3、難易度なし)と同じ扱いになります。

2-12-1.脱藩
 フィクションノートは藩国を脱藩して別の藩国に移籍することができます。またその際に、わんわん帝國の国からにゃんにゃん共和国の国へ移籍するなどしても、魂の故郷を変更する必要はありません。




★ルール便覧(0.75)
This page is 第2章 アイドレスに参加する.