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我らが故郷への入り口 |
要点 |
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宇宙港 |
宇宙船 |
マスドライバー |
宇宙ステーション |
星空 |
地球 |
■設定文章
宇宙港(正式名称:FVB中央宇宙港 通称:我らが故郷への入り口)
FVBの国家方針は再び宇宙へ還ることにある。そのために、宇宙軍を再建し、宇宙開発センターを建設して来るべき時に備えてきた。そして、いよいよ宇宙へ還るための準備の総仕上げというべき宇宙港が建設されたのだった。藩国国民は誇りを込めて言う、これこそ「我らが故郷への入り口」と。
宇宙港は、宇宙船発着用のマスドライバー区画、宇宙船整備/乗降ターミナル区画、管制司令塔、推進剤貯蔵区画、貨物集積区画、宇宙艦・I=D製造区画からなり、それぞれ民間用と軍事用に分かれている。
これらの施設は十分な安全距離と対爆隔壁、岩盤等で隔てられており、その結果として藩国内の施設の中でも最大級の敷地面積を有している。各施設間の移動は、環状線となっているモノレールとムービングウォークを使用して移動できるが、緊急時の避難用として徒歩で移動できる通路も作られている。なお、実用化されているとはいえ宇宙船と、それに使われている技術や物資は危険であり、緊急事態発生時の避難用シェルターは宇宙港の各所に作られていて、定期的に避難訓練や緊急事態に即応するための訓練が行われている。
現在の宇宙港の使用状況は、根源種族との戦争中ということもあり、もっぱら軍が最優先。特に宇宙艦を使用する部隊が実機による訓練を行っているため、連日整備部門と管制部門はフル稼働状態である。また、新しい宇宙艦の製造も始まっており、近々艦隊編成が行われるのではと噂されている。
他方、民間では宇宙港を持つ藩国がない(ターン5開始時点)こともあり、定期便の運行よりも宇宙港という施設と遊覧宇宙船による衛星軌道上から地球を眺める地上遊覧や星空を楽しむ宇宙ステーション滞在が注目を集めており、多くの人々が宇宙港を訪れることとなった。しかし前述したように施設は軍のほぼ独占状態であり、意気込んでいた宇宙船運行会社の社長はコース確保に四苦八苦することになり泣き笑いする結果となった。余談ではあるが、地上遊覧の一番最初の乗客はお城から抜け出してきた藩王その人であった。
宇宙港の施設については、軍事用の非公開部分を除いて、見学用の順路が整備されており、誰でも見学することができる。観光客に特に人気のスポットは、整備区画で整備を受けている宇宙船を見下ろすことができる通路と、管制司令塔のオペレータ達の仕事の様子を、色々な角度からモニターで見ることができるようになっている部屋である。
現在の宇宙港は、本来の姿とは若干離れてしまっているが、この戦争が終わって平和なったとき、本当の役割を果たしてくれるであろう
(文責:栗田雷一 補足:曲直瀬りま)
■イラスト(作成:オカミチ)
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