鍋野沙子 ：「反応、でました」
天河宵 ：「艦長、正面モニター拡大します！」
曲直瀬りま ：「よし、データを無人機に叩き込め。発進！」
天河宵 ：「索敵部隊引かせますか？」
曲直瀬りま ：「やってくれ」
天河宵 ：「機関室、これから無茶しますけど、準備オーケーですか！」
支倉玲 ：「いつでもどうぞ。」
曲直瀬りま ：「索敵機は呼び戻せ。爆装させて再出撃させる」
鍋野沙子 ：「入力、完了しました」
曲直瀬りま ：「よし、ぶっちらばったれ！」
時雨 ：「攻撃部隊は全兵装準備よし、オペレーターの皆さん、よろしく」
天河宵 ：「了解、みにっこ戻れ、整備室、爆装準備、みにっこたち戻します」
曲直瀬りま ：「無人機の頭脳ばかりあてにしないでよ。最後はオペレータの腕だからね」
オカミチ ：「射出後に回避機動に入ります。舌かまないでくださいね！」
曲直瀬りま ：「レーダー、周辺監視を怠るな」
天河宵 ：「はーい」
鍋野沙子 ：「はーい」
鍋野沙子 ：「…全て捕捉しています」
鍋野沙子 ：「…（気の抜けた返事だったかしら）」
天河宵 ：「みにっこ、爆装がすんだ順に隊列つくって発進、無人機の援護を…右モニターに展開図広げます」
曲直瀬りま ：「よし。無人機のデータをしつかり捕まえておけよ。敵の穴を見つけたら、そこにねじ込むよ」
天河宵 ：「機関室と音声つなぎっぱなしにしますか？」
時雨 ：「了解。ＦＶＢのミアキスがただのプラットフォームではないことを教えてやりましょう」
曲直瀬りま ：「オウサマの、オウサマの、オウサマの心（執念）がこもってるんだからーっ！！」
天河宵 ：「みにっこ部隊第一隊発射、いけっ……みぎゃっ！」
オカミチ ：「がんばれ艦載機たち！敵の数は多いぞー」
天河宵 ：「舌かんあー…」
曲直瀬りま ：「攻撃パターンは随時変更していけ。無人機はパターンを読まれたらおしまいだ」
鍋野沙子 ：「みにっこ２。パターンＣ」
天河宵 ：「賭博場からサイコロかっぱらってくればよかったな」
曲直瀬りま ：「サイコロ、貸してあげる」1d100: 50 = 50
菩鋳螺 ：「その心は？」忙しく手と視線をうごかしながら
天河宵 ：「わーい、ありがとうございます。（サイコロ受けとり）」
天河宵 ：「そのこころは！機械乱数も読まれるなら、完全に運任せで！（サイコロぶんなげ）」
曲直瀬りま ：「音楽かけよう。陳腐だが、ワーグナーがいい」
天河宵 ：「……三味線と和太鼓ならありますが」
鍋野沙子 ：「コーンの時のやつですね」
曲直瀬りま ：「しかし、御座艦、正規空母と並んで、こいつが主力艦隊の一角を占めるとはなあ……（ぺんぺん）」
曲直瀬りま ：「ちがーう、ワーグナーよっ！」
鍋野沙子 ：「（違ったかな…？）」
鍋野沙子 ：「あれー？」
鍋野沙子 ：「ワーグナー。ワーワーワーグナー♪」
天河宵 ：「みにっこーズ、サイコロパターン、五分毎に変更！ …ワーグナーありましたっけ？」
天河宵 ：「三味線なら誰かもってそうですよ、おーい誰か弾いてー！」
曲直瀬りま ：「艦長室のベッドサイドのプレイヤーの……って、ああ、もういいっ！」
鍋野沙子 ：「どういうのか想像したのにー」
天河宵 ：「ワーグナーはアレですよ、ワルキューレ」
天河宵 ：「だったっけ？」
曲直瀬りま ：「悪吸霊？」
菩鋳螺 ：「有名どころでしょうが・・・」
時雨 ：「ワルキューレの駆行、ですね」
光儀 ：「初心者騎士団の皆も頑張っているようです。…と、すみません」
天河宵 ：「他の部隊も頑張ってますね。負けませんよ」
鍋野沙子 ：「ふふふ。あきれられた」
曲直瀬りま ：「ワルキューレの奇行？」
天河宵 ：「……ニーベル…えーとなんだっけ、指輪物語！」
時雨 ：「沙子さん、ドンマイ」
鍋野沙子 ：「ばらさんでください。時雨さん」
曲直瀬りま ：「音楽のリズムで無人機を動かすというのもいいかもねー」
曲直瀬りま ：「機関、そのまま維持してくれ！」
支倉玲 ：「機関出力、まだ行けますよ！」
オカミチ ：「操舵了解。まだまだ絞ります！」
支倉玲 ：「了解！」
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